サスペンスにコメディー、ホラーにドラマ、感情が揺さぶられるぶっ飛んだ最高映画!

コメディ/スリラー

「パラサイト」
-半地下の家族-
“半地下から始まった小さな“なりすまし”、やがて家族の運命も社会の闇も暴き出す”
“この家には、踏み込んではいけない“秘密”がある”

”PARASITE”

パラサイトとは寄生虫という意味があるそうです。めちゃめちゃ余韻が残る最高な1本!ただのサスペンスでもない、ホラー要素にドラマ。こんなに深く考えさせられる事になるとは、もう一度見たい心が忙しくなる映画です。そんな素晴らしい映画の個人的評価はこちら!

97点! ”感情が忙しくなる映画、笑える状況から少し迫ってくるあのミステリアスで不気味な空気、最後まで目が話せない!”

余韻がすごいとにかく余韻がすごい、衝撃を越える物語。涙も出ない。でも何かが心の奥に残ってる感じ。この感情を揺さぶる映画の魅力を3つまとめました、そして映画から感じるもの考えさせられるものを3つ以下よりまとめましたのでどうぞご覧ください。

THREE GLAMOR POINTS

感覚で伝える社会風刺
この映画は、セリフではなく「空間」「匂い」「天気」など五感を通して、貧富の格差や人間の隔たりをリアルに感じさせます。上下関係を建物の構造や視点の違いで描く演出は、説明不要で観る者に社会の不条理を突きつけます。


ジャンルを横断するスリリングな展開
コメディから始まり、サスペンスへ、そして衝撃的な悲劇へと一気に展開するストーリー構成が見事です。笑いながらも緊張し、最後には静かな衝撃と余韻を残す――この感情のジェットコースターが観客を強く惹きつけます。


普遍的で深いテーマ性
韓国の物語でありながら、「格差」「希望」「人間の尊厳」など、世界中の誰もが直面する問いを内包しています。観終わったあと、自分の生活や社会の仕組みを考えさせられる、強いメッセージ性がこの映画の核心です。

“観終わったあとには言葉にできない問いを胸に残す、圧倒的な衝撃と余韻”

韓国の社会を中心に表現され、観終わった後、自分の立ち位置や社会の構造について問いかけてしまいます。この映画から感じるもの、考えさせられるものを3つまとめました。

FEEL & THINK

① 「人間の尊厳は、どこにあるのか」

詳しく…

匂いひとつで“線”を引かれる現実――人はどこまで貧しくなれば、他者にとって「不快」な存在になってしまうのか。生きているだけでは足りないのか、と問いかけられるような痛みが胸に残ります。


② 「努力では越えられない壁があるという絶望」

詳しく…

這い上がろうとするキム一家の姿は、最初はユーモラスでさえありますが、次第に「いくら頑張っても届かない世界」があるという冷徹な現実を突きつけられ、無力感と悔しさに満たされます。


③ 「希望という名の幻想」

詳しく…

ラストシーンに込められた“もしも”の物語。それが現実ではないと知ったとき、私たちは「希望」とは何かを考えさせられます。希望は生きる支えになるのか、それとも残酷な幻想なのか――心が静かに揺れ動きます。

ここから以下は感じたままに語るボクのページ
MY MOVIES DIARIES

”PARASITE”

韓国映画はあまり見ないが、あまりにヒットしていた為鑑賞して見る事に。全てが面白い、瞬間一つ一つに目が話せないテンポの良い物語。登場人物一人一人が重要人物であり、まず演技力が全体的にすごく高い気がしました。半地下に住んでいる貧しい家族、裕福で金持ちの家庭へ徐々に舞い上がり住み着いていく。前半はコメディー要素にミステリーを合わしつつ、幸せな流れで物語が進む。後半に進むに空気がブラッキ映画へと徐々に進んでいく。緊張感とハラハラ感に気づいたら包まれていく感覚でした。あの不気味な空気、めちゃ印象的でした。想像できないような展開へ、もう面白くも怖くもあるような、感情がすごく忙しくなる映画でした。見てよかったレベルの高い映画、心に叩き込んでくる余韻、みんなにも感じて観て欲しい思いになりました。

STORY points ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️20
テンポがよく最後まで必ず観てしまう物語の展開。ずっと面白い。そしてミステリースリラーへと流れていくブラックな空気感に包んでいく不気味なストーリーテルがとても印象的でした。あれ?ホラーやったっけ?ドラマやったけ?と観てるうちに問いかけてしまう、とても面白かったです。

SOUNDS points ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️18
音楽をものすごく細かく使い分けてるようなイメージでした。その世界観へと引っ張られるようなBGM。音楽による世界観の分け方がすごくよかったです。

CHARACTER points ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️20
キャスト全員演技力高すぎる!気持ちの伝え方、苦しさ、楽しさ、恐ろしさ。誰か一人が抜けると多分この物語が成り立たないように思います。それぞれに個性がありどれも印象的な部分があり、より映画が面白く感じました。

VISUAL points ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️19
身分の差を映像で表現されていて、貧乏な半地下では汚い部分も写しつつ低く描写されてるような。お金持ちの表現には、清潔感に広々とした自由を描いてるように感じました。残酷な大雨のシーンがとても印象的でした。

ORIGIAL points ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️20
観終わった後においかけてくるような余韻。他の映画にはない感情を忙しくさせる要素、徐々に叩き込んでくる緊張感。言葉で表現できないラストシーン、何かを深く伝えてくるような物語。全体的にとても良い映画でした。

ワタシの評価
”97”

”自分の幸せって、誰かの不幸の上に成り立ってない?”
”展開が予想できそうで、まったく裏切られる”

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